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No think!

No think! は丸の内の箱屋、箱根ヶ崎が「人生を最高に旅せよ!」を合言葉に”旅や移動する事”を楽しむブログです。

花より団子? 紅葉と天狗焼きの高尾山で今年の登り治めを

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(おそらく)今年最後の登山に行ってきた。
毎年恒例だが、登り始めと登り治めは「高尾山」と決めているので、紅葉の時期にはちょっと早いかな、と思いつつ少しゆっくりめに家を出発
登山当日は月曜日になるけど、初めての平日登山である。
平日ならきっと人も少なくサクサク登れるだろうなと、若干甘い期待をしつつ新宿駅に降り立つ。
 

--目次--

平日の高尾山

平日朝の京王線新宿駅はやっぱりと言うか案の定、上り線は超満員。
泣けそうなくらいの混雑っぷりに、ちょっと出鼻を挫かれる。
ギュウギュウ詰めで新宿駅に到着し、ドアが開けば一斉に人が駆け下りて行く。
人が吐き出された後、折り返し運転になり下り列車となった車両は気楽な物である。
 
別に悪い事をしている訳では無いが、スーツ姿の人が沢山居る中で登山の装備の人間が居ると、とっても浮く
山手線で新宿駅に着くまでが非常に気まずかったが、ここからは一安心である。
他にも高尾山を目指す方も居るのでなんとなく仲間意識からか気恥ずかしさも無くなる。
 
列車が都心から離れるに従って、車窓から見える景色もビル街から住宅街になり、山がちらほら見える様になってくる。
さらに駅で停車した時に、開いたドアから流れ込む空気が明らかに街中のものより冷たくなっているのを感じる。
寒いのは好きでは無いが、早朝や自然の中で感じるピンと張り詰めた冷たい空気は嫌いじゃない。
高尾山に向かって止まる毎に、徐々に冷たさを増す外の空気を感じ、登山への期待に胸が高鳴る。
 
10時過ぎに登山の起点となる「高尾山口駅」に到着。
最初はまばらだったハイカーもここに着くまでの間に徐々に増え、到着する頃には社内が満席+立ち乗りが出るくらいになっている。
「高尾山口駅」は終点でもあるので、停車と同時に皆一斉に下りて行く。
改札に向かう人とトイレに向かう人と別れるが、豆知識として高尾山口周辺は公衆トイレが超充実している。
従って、駅のトイレが混雑している場合は一度改札を出て、周辺の空いているトイレを利用するとスムーズだ。
 

 
また、駅前には大きな看板で高尾山特有の選択式のルートが示されている。
基本的には1~6号路と稲荷山ルートの7種類があるので自分の装備とレベルに応じて選びたい。
6号路と稲荷山ルートは結構本格的な山道になるので間違ってもハイヒールとかサンダルで行ってはいけないと思う。
(たまに見かけるので驚く)
 

 
登山ルートの最終確認とお手洗い、準備運動をしたら登山開始である。
今回登る予定の稲荷山ルートはやや階段が多い他は比較的大人しい登山道だ。
ゆっくり上っても90分~120分程度で山頂にたどり着く。
 

 

高尾山登山 開始~山頂 

やっぱりと言うか紅葉のシーズンには早く、部分的に紅葉している箇所がある程度だ。
昨年は丁度シーズンど真ん中に登山する事が出来て見事な紅葉が見られた。
ちょっと期待していたので幾分気落ちするが、時折見られる紅葉も見ごたえがある。
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先にも書いたけが、高尾山と言えど6号路や稲荷山ルートは登山道なので靴はしっかりした物を選びたい。
当然舗装はされておらず、木の根が出ていたりデコボコがあったりする。
出来れば登山靴かハイカットのスニーカーで挑みたい所だ。
 

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序盤から階段が続くがこれでバテる様では話にならない。
サクっと登って1/3まで到着。
最初は寒かったが、登山は全身運動なので徐々に温まってくる。
適度の休憩を挟みつつガシガシ登って行く。
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途中に見晴らし抜群の展望台がある。
小屋も完備されており「さぁ、休んでください!」と言う感じだ。
この辺りで稲荷山ルートでは、全行程の半分くらいなので少し長めに休憩しても良いかもしれない。
 

 

 
休憩後もモリモリと登って2/3くらいまで来る。
なんだかんだと言っても高尾山、スピーディーに進んで行くのが楽しい。
関東近郊の日帰り登山も”大山”とか多少へヴィな山になると進んでも進んでもイマイチ”進んだ感”がしない時がある。
その点、高尾山はサクサク進む。
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そしてほぼ正午に山頂到着!
天気自体は快晴で見晴らしも良いけど、富士山は見えず。
近い・低い・お手軽、と三拍子そろった山ではあるけど山頂からの見晴らしは結構気持ちいい。
ガスっていて毎回解かりづらいけど、遠く江ノ島まで見えるらしい。
 

 

トラットリア P.N.3 

登山最大の目的は何を置いてもランチである。
全身運動でお腹を空かせ、見晴らしの良い所で食べる食事は格別なのである。
コンビニのおにぎり→缶詰→ミリ飯→ガスバーナー導入→インスタント飯→箱根ヶ崎飯店(炒飯&棒拉麺)と装備やレベルの変遷に合わせて進化してきたランチだが今回は中華料理から更に一歩踏み込んでニョッキとレジネッレを作る。
コンビニおにぎりから始まった”登山飯”だが、今やイタリアンを食べる事が出来る。
格段の進歩ではないか。
 

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本当はお湯を交換した方が良いらしいが排水の問題やらなによりまたお湯を沸かしている時間が我慢できない。
お湯が沸騰したら、ニョッキを茹でそのまま粉ソースを投入し、力強く調理完了っ!
 

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予備のフライパンに移して食べつつ、再度湯を沸かす。

調理器具が少ないので山で何種類か飯を食べようとすると自然とコース料理っぽくなってしまう。

荒々しい調理方法の割にクリームソースに絡んで美味しい。

手軽にそれっぽい料理が食べられるのもお湯を沸かせるおかげである。

 

 
水が沸騰したので持参したパスタの袋を破き、ざぁーっと鍋に空ける。
空けたは良いが、完全に目分量で水を入れたがどう贔屓目に見ても水量過多である。
パスタ、と言うよりは完全にスープパスタ、もっと言うとインスタント麺の様な感じの仕上がりである。
果たして旨いのか、そもそも食えるのか非常に疑問である。
 

 
結論から言うと魔女の鍋の様な仕上がりになったが問題無く食べる事が出来た。
本当はもうちょっとトロッとしたソースになるのであろうが、唐辛子の効いたソースは健在でしっかり辛さを伝えてくれる。
登山中は体が温まるが、動かないと急激に冷えてくる。

山頂~下山

山頂での大休憩が終われば下山である。

高尾山は様々なルートが山頂からアクセス出来るので、行きと帰りでルートを変えてみるのも楽しい。

山頂は冷え込むのか紅葉が進んでいる。

高尾山はこぢんまりとした山ではあるが、見どころも多いので好きだ。

 

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個人的には帰りは1号路がおススメである。

好みもあると思うけど軽く観光地化されているので、登山と観光を同時に楽しめる様な気がする。

登りの稲荷山ルートに比べると舗装もされ、茶店も多い1号路での帰りはほとんど散歩に近い感覚だ。

 

昼食で調理用に持参した水や食料を消費したので荷物も軽くなっている。

軽くなったリュックサックを背負ってのんびりと薬王寺などを見つつ下山していく。

高尾山名物と化した”だんご”を売っているお店も多く、昼食後だが買おうか2秒くらい悩む。

 

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結局、だんごは買わなかったが替りに”天狗焼き”を購入。

外側のふちはパリパリ、内側はもちっとした皮につつまれたアツアツのあんこが堪らない。

要はたい焼きの天狗バージョンだが他では見かけない事と運動した後で甘い物が食べたくなるので大抵帰りに一個買っている。

 

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天狗焼きも美味しいがそれを作るおじさんの存在を忘れては行けない

並んでいる間に製造風景が見学出来るが、タネを均等に型に入れ、あんこをヘラの様な器具でこれまた均等に入れて行く。

人間を機械に例えるのは失礼かもしれないが、数人のおじさんが一体となって次々と天狗の顔が作られていく光景はさながら全自動化された工場の様で見ていて飽きが来ない。

持ち帰りも可能だが、やっぱり出来立てアツアツを高尾山からの眺望を楽しみながら食べるのが醍醐味だろう。

 

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天狗焼きで糖分と気力を補充したら一気に下山である。

時刻も夕方に近づき、風も冷たくなっている。

登山用に使っているパンツがハーフタイプなのでこの時期の夕刻ともなると流石に寒い

 

ただ、下山時に足に掛かる負担は登る時よりも大きいのであせりは禁物である。

一歩一歩確実に進んでいきたい。

1号路は基本的に至れり尽くせりなルートだが、ケーブルカーでショートカットしない場合は電燈の無い区間を歩く事になるのでやっぱり15時~15時30分を目安に下山完了したい。

 

 

年末は何かとバタつくので毎年、冬の間は毎年1回程度しか山に登れない。

その貴重な1回をどこにするかで迷うがなんだかんだと高尾山になっている。

手軽に登れ、山頂からの見晴らしも良く、天狗焼きも美味しい高尾山は1年の登山の締めくくりにいいかもしれない。

自分の限界に挑戦するハードな登山も楽しいが、ゆるく楽しむ日帰り登山も楽しいと思う。

11月下旬~12月中旬頃が紅葉の見ごろだと思うので1年の登山納めに高尾山に登るのも良いかもしれない。

 

それでは、また。

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 植村直己・地球冒険62万キロ

植村直己・地球冒険62万キロ (フォア文庫)

植村直己・地球冒険62万キロ (フォア文庫)

 

 思えば旅好きとかちょっとアクティビティが好きなのはこの1冊から始まったかもしれない。

海底2万マイルとか80日間世界一周も好きだけど、創作と言えど華々しいそれらに比べ登山したり犬ぞりで北極圏に行ったりとちょっと地味な本ではあるが日本人として、植村直己の数々の偉業は押さえておきたい。

流石に出版してから時間が経っているが、それで偉業の価値が下がる訳では無いので冒険好きな方には読んで頂きたい一冊。

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他にも関東近郊の登山記事、あります 

p-n-3.hatenablog.com 

p-n-3.hatenablog.com

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