No think!

No think! は丸の内の箱屋、箱根ヶ崎が「人生を最高に旅せよ!」を合言葉に”旅や移動する事”を楽しむブログです。

今見てもカッコいい! オープニングが凄い90年代後半のゲーム5選

少し前に「今考えると結構ひどい設定や仕様の90年代後半のゲーム」と言うエントリーを書いた。

当時は少ない小遣いでやりくりしつつ、友達とシェアしたりして出来るだけ沢山のゲームに挑んだ。

前回はゲームの「闇」の部分にスポットを当てたが今回は逆、言わば「光」の部分に注目したい。

 

コンシューマ機の性能向上に伴って、ゲームで表現できる映像は日々進化している。

スーパーファミコンが発売された時もその映像美に驚いたが、プレイステーション・セガサターン両機の発売にはもっと驚いた。

今まではドットで表現されていたキャラクターがポリゴンとなって立体的に表現されるのだ。

これは革命的だった。

 

そしてそれに伴い、ゲームの顔とも言えるオープニングムービー(以下、OP)も劇的な進化を遂げたのだ。

スーパーファミコンでは極一部だった「声」が入る事が当たり前になり、映画的な演出が取り入れられる様になった。

今回は、ドットで表現する時代から大幅な進歩を遂げたゲーム達のOPを紹介してみたい。

 

SDガンダム GGENERATION

SDガンダム GGENERATION』は、1998年8月6日に発売されたPlayStation用ゲームソフト。『SDガンダム GCENTURY』の続編として作られているが、ゲームシステムは『SDガンダムジェネレーション』のものを引き継いでいる。

SDガンダム GGENERATION - Wikipedia  

SDガンダム GGENERATION-F

SDガンダム GGENERATION-F

 

 (画像は2作後のタイトルになります)

 

前作のGCENTURYは、今までどこかコミカルだったSDガンダムの世界にリアリティと言う名の重苦しい世界観を持ち込んだ。

ゲームの出来はともかく「音楽だけは好き」と言う人は多い。

 

そんなシリアスな雰囲気を引き継いだSDガンダムのゲームが「G-GENERATION」である。

内容はガンダムの歴代作品を追体験しつつ、オリジナルの部隊を育成していく事だ。

ガンダムを語る上で「戦争」は避けては通れない。

従って明るい雰囲気は一切無く、OPもどこか戦争の悲しさを表している様に感じる。

それが冒頭で歴代のガンダムが登場しながら、ピアノのソロが流れる部分だ。

 

中盤からガラッと雰囲気が変わる。

ゲームの内容通り、砂漠で、水中で、宇宙での戦闘がスピード感抜群に描かれる。

ガンダムの作品を越えて様々な機体が登場するゲームなので、OP中も作品の枠に囚われる事無く無数の機体が戦っている。

 

大量の機体が登場するゲームなので、有名・無名が当然出てくるのだが正直「なんでお前がOPに……」と言う微妙なチョイスもある。

だが、それはそれでどんな機体もあまねく登場させる事を目指している様で好感が持てる。

本当に個人的な意見だが、「SDガンダム=コミカル&ギャグ路線」を打ち破ったエポックメイキング的な作品、それが「G-GENERATION」である。

R
G-GENERATION OP

 

ARMORED CORE MASTER OF ARENA

アーマード・コア マスターオブアリーナ』(ARMORED CORE MASTER OF ARENA)は、フロム・ソフトウェアから発売されたPlayStation用ロボットアクションゲームであり、『アーマード・コアシリーズ』の3作目である。PSにおける最後の作品でもあり、通称は『MOA』もしくは『MoA』(Master Of Arenaから)。

アーマード・コア マスターオブアリーナ - Wikipedia  

アーマードコア マスターオブアリーナ

アーマードコア マスターオブアリーナ

 

 

こちらも少し前のエントリーで一言、物申したゲームの続編。

前作が、あんまりにあんまりに仕様だった為か3作目ではかゆい所に手が届き、より様々なパーツを組み替えらる様になった。

 

また、全体的にパーツ間の数値の調整もなされ、1人ではもちろん、対戦しても楽しいゲームとなっている。

ディスクも2枚組になり、片方はCPUと1対1でひたすら対戦できるディスクとなっているのも嬉しい。

 

ゲームの開発元であるフロム・ソフトウェアは、技術力に定評があり良質なOPを作成する事で知られている。

プレイステーション2で発売された作品のOPは2016年の今見ても圧倒的に綺麗で繊細である。

1作目である「ARMORED CORE」のOPは今見るとやや時代を感じるが3作目であるMOAではこれがプレイステーションかと見まごうばかりの出来上がりになっている。

 

冒頭に社名が表示され、モニターが消える演出と共にOPが始まる。

戦闘に行く前の出撃シーンから始まるのは、MOAに限らず序盤のアーマードコアシリーズ全般に通じる演出かもしれない。

 

ちなみにOPに搭乗する機体を実際にゲーム中で再現するとそこまで強くは無い(どっちかと言うと弱い)のもお馴染である。

出撃の準備が整い、戦場へ向かうシーンの昇降機もギミックが細かく書かれいるのでたかがエレベーターと言えど非常にカッコいい。

 

エレベーターが動き出すと同時にストーリー上で宿敵となる敵機体と戦う回想シーンが挟まれる。

敵機体のエンブレムである「ナインボール」が大きく映し出されるのが印象的である。

最後にはマスターオブ「アリーナ=闘技場」を象徴する様に、闘技場に到着し今まさに戦いが始まる所で終了となる。

 

機体の整備から宿敵を印象付け、OPの終了と同時にゲームが始まる様にテンションの上がる締め方と全てが計算づくである。

この頃から映画的な演出は完成の域に達していると思う。

オペレーターの声の様なSEの入るBGMと合わせて今見てもテンションの上がる名OPである。

www.youtube.com

 

GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT

サターン発売から一年程度にもかかわらず、ハードの機能を限界まで使い、サターンとしては非常に華麗なグラフィックと高いゲーム性を実現し、近未来を舞台とした、リアリティのある世界設定と併せて根強いファンを獲得した。オープニング、エンディングのCGデモはTrueMotionを使用しているが、ハイサターンや別売りのムービーカード、ツインオペレーターを装着したサターンではMPEGによるデモを見ることができる。

ガングリフォン - Wikipedia 

ガングリフォン

ガングリフォン

 

 

アーマード・コアがプレイステーションを代表するロボゲーならセガサターンを代表するロボゲーがガングリフォンだろう。

当時の世界情勢を反映したシリアスな設定、空を飛ぶというより滑空する不自由さ、補給は輸送ヘリ頼り、暗闇や霧の中では暗視スコープが活躍したりする。

設定からゲーム性まで一貫してリアリティが感じられる。

 

ガンダムがヒーローっぽい色やデザインなのに対して、こちらはあくまで兵器っぽい武骨なデザインなのがカッコイイ。

ゲーム中ではコクピット視点なので自機を見れる数少ない機会がOPとなる。

 

OPの冒頭、ひっ迫する世界情勢が暗く静かなBGMと共に語られる。

それが、戦闘のSEを一層引き立てる事になり非常な戦場をイメージさせる。

一応設定としては日本側の部隊とヨーロッパ側の部隊との戦闘であるが、一方的に日本側が撃破されていく。

ここでヨーロッパ側の兵士が語る「90式はブリキ缶だぜ」は名言である。

(本物は断じてブリキ缶などでは無い)

 

中盤から一転、真打登場となる。

ゲーム中での自機となる機体が航空機より降下すると同時に戦車撃破。

さらに敵側の増援部隊との戦闘に入る。

ここで数に勝る敵をほとんど一方的に撃破する事で、自機の高性能っぷりが証明される。

中盤から一連の戦闘のBGMは、アップテンポの曲になり聞いていて非常にテンションが上がる。

最後はゆっくりと自機が立ち去って行く姿が流れ、まだ戦闘が続くであろう事と戦争の非常さを物語る。

 

OPに説明文を入れると勢いが削がれてしまう気がするが、ガングリフォンのOPは序盤に演出として文字を入れる事で、無機質な世界観を出す事に成功している。

進軍する戦車の部隊を遠目に見ながら淡々と語られる悲惨な世界情勢は今見ても鳥肌が立つ。

ロボットはともかく、そんな悲惨な世界情勢が現実にならない様に祈るばかりである。


ガングリフォン(gungriffon) opening

 

ACE COMBAT3 electrosphere

エースコンバット3 エレクトロスフィア』(ACE COMBAT 3 electrosphere、通称エースコンバット3)は、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)より発売された、プレイステーションフライトシューティングゲームエースコンバットシリーズ第3作。付属品としてイラストや資料などが収められた小冊子「フォトスフィア」が同梱された。 シリーズ最後のプレイステーション用ソフトである。

エースコンバット3 エレクトロスフィア - Wikipedia 

エースコンバット3 エレクトロスフィア PlayStation the Best

エースコンバット3 エレクトロスフィア PlayStation the Best

 

 

フライトシューティングの大手、エースコンバットシリーズの異端児「エレクトロスフィア」である。

エースコンバット自体はゲームのジャケットにもある通り、戦闘機を操って敵機を撃破していくオーソドックスなゲームと言える。

リアルな戦闘描写と憧れの飛行機を実際に操縦しているかの様な挙動が受け、現在まで続く人気シリーズとなっている。

 

エレクトロスフィアは前2作までとは大幅に路線を変更し、ハードSFへ舵を切った事が大きな特徴と言える。

ゲームの序盤こそ、通常の戦闘機が登場するが後半から架空の戦闘機が多くなり最終的には電子空間での空戦も行う。

架空の戦闘機自体は他のシリーズでも登場するが、本作の戦闘機はSFチックなのっぺりとしたデザインの機体が多く、人によってはリアリティが感じられないと拒否反応が出るかもしれない。

 

ゲームの内容から裏設定まで非常に緻密な設定が組まれているので簡単に語る事が出来ないが、90年代後半独特の近未来感が今見ると懐かしく感じるかもしれない。

OPも当然それを反映するかの様に電子的、近未来的な構成になっている。

BGMもテクノっぽい曲が多いので今でもたまにサントラを聞いている。

 

特に「Frozen Soul」は個人的にゲームのBGMでも5本の指に入ると思う。

広がりを感じる空間系のイントロか始まる曲調が空のシーンに合うのだ。

www.youtube.com

 

OP序盤の格納庫にライトが灯ると同時にBGMが始まる演出に鳥肌が立つ。

そこからアニメのOPの様に色々な人物が順に登場し出撃シーンに繋がる。

 ゲーム中に映るわけでは無いが出撃する為にバルカンに給弾したりする細かい演出も見逃せない。

 

何となく演出と言うかOPの流れがエヴァンゲリオンっぽいのも90年代後半の特徴かもしれない。

当時は早いコマ割りが流行っていたのだ。

今はあんまり見なくなったなぁ、1人でチェスやって「チェックメイト」とかやってるの……。

 

そこから早い展開で戦闘機が一斉に登場する。

パイロットが乗るコクピットが完全に密閉されていたり、SFチックな戦闘機について説明すると尋常な長さではなくなるので割愛したいが、ちゃんと設定がある。

ゲーム中ではいくつかの勢力があり、所属する所によって使える機体が変わる。

当然、何人も登場する人物も出会える人、敵対する人、共闘する人が出てくる。

数多くの人物や機体を紹介しながら、ゲームの展開も語る秀逸なOPと言える。

www.youtube.com  

 

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELLSCEIから1997年7月に発売されたPlayStationのゲームソフト。ジャンルはアクション・シューティング。初の『攻殻機動隊』ゲーム作品。

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL - Wikipedia  

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL

 

 

一時期は日本を代表するアニメーションだった攻殻機動隊のプレイステーション版ゲーム。

プレイヤーは特殊部隊の一員となり、小型ロボットに搭乗しながら様々な事件の解決を目指す。

 

最大の特徴は小型ロボット「フチコマ」の存在である。

蜘蛛の様に天井に張り付いたり、壁を高速で移動する事が可能だ。

画面中を、文字通り縦横無尽に移動しながら攻撃と回避を行う事が勝利への鍵となる。

 

攻殻機動隊のゲームはいくつか出ているが世界観・ゲーム性も合わせるとこれが最高傑作だと思う。

BGMも世界観にマッチしたテクノで統一されている。

倉庫街での遭遇戦、高速道路での追撃戦、暗視スコープを使った下水道の探索と変化に富んだステージを様々なBGMが盛り上げてくれる。

 

OPは開始早々から全力疾走である。

初めて見た時はこれがゲームのOPで大丈夫なのかと心配になった。

容量が足りずにすげー早く終わったらどうしようと子供ながらに心配した物だ。

 

そんな心配を他所にフチコマが銃撃を回避しつつ、軽やかな動きで屋敷へ侵入する。

侵入後も敵からの銃撃は続き、壁や天井を使って回避し続ける。

ここでさり気なく、天井や壁を使うゲーム性が語られているのにも注目したい。

 

間に時折、原作マンガの主人公である草薙素子のカットが挿入される。

ケーブルでグルグル巻きにされた描写は官能的であり、チビッ子にはちょっぴり刺激的である。

 

敵機との銃撃戦の後、肉薄し止めを刺す。

退避と同時にグレネードを発射し、木っ端微塵に吹き飛ばし戦闘終了となる。

 

知らない人にもどんなゲームか伝えつつ、攻殻機動隊の独特過ぎる世界観を伝えている素晴らしいOPと言えるだろう。

シリアスな世界観ながらグレネードを発射後に、良く見るとフチコマが拍手しているのがラブリーである。

OPでは出てこないがゲーム中のアニメでは結構喋って動く可愛いヤツだ。

 


【攻殻機動隊】GHOST IN THE SHELL OP【PS】

 

まとめ

90年代後半のゲームに限って5点を紹介した。

今回は「カッコいい」と言う括りでの紹介だったので必然的にロボットや戦闘モノが多くなってしまったが、映像技術の粋を集めたOPは「当時の」と言う枕詞を除いても十分視聴に耐えうるものだと思う。

 

中には今も人気のシリーズとして続いている物も多いので、これらの作品を中古ショップやアーカイブ等で機会があれば是非プレイする事をお勧めしたい。

今回紹介した中ではガングリフォンと攻殻機動隊が比較的短時間でプレイできると思う。

 

それでは、また。 

攻殻機動隊 新劇場版

攻殻機動隊 新劇場版

 

  

他にもゲームの記事、あります。 

p-n-3.hatenablog.com 

p-n-3.hatenablog.com