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No think!

No think! は丸の内の箱屋、箱根ヶ崎が「人生を最高に旅せよ!」を合言葉に”旅や移動する事”を楽しむブログです。

本棚の10冊 -今の自分を構成する要素を考えてみる-

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

一瞬、初めてお題に乗って書いてみようと思ったけど人生に影響を与えた1冊となると難しい。

今まで読んできた中でベスト・オブ・ベストを選ばねばならない。

人生に影響を与えた、となるとこれはもう今の自分の礎となったと言っても過言じゃない。

 

ぱっと頭に浮かんだのが「モチモチの木」。

少し他の方の記事を読んけど錚々たる名著が並んでいる。

そこにモチモチの木を入れるのはなんと言うか申し訳ない気持ちになる。

自己啓発の本や重厚な歴史書の間に「モチモチの木」……。

いや、モチモチの木自体に罪は無いしすごく良い本だと思う。

いつか子供、と言うか孫に読んであげたい1冊だ。

 

元々、母親に読んでもらった本の中で一番好きだった本だ。

この辺りから本が好きになっていったので「人生に影響を与えた」と言っても良いと思う。

版画で表現されるモチモチの木の世界はどこか寂しげだけどそれがクライマックスへの布石になっている。

序盤の抑えた演出があるからクライマックスが盛り上がるのだ。

 

やっぱり考えを変えた。

モチモチの木を「人生に影響を与えた1冊」として当ブログ、No thinkを挙げて押すのだ。

 是非大きい方のサイズでモノクロームの世界が彩られる瞬間を括目して見よう。

「モチモチの木」は良い本ですよー!

モチモチの木 (ビッグ・えほん)

モチモチの木 (ビッグ・えほん)

 

 

本棚の10冊で自分を表現してみる

yamayoshi.hatenablog.com

hase0831.hatenablog.jp

ちょっと前の記事だけど、読みたい本の幅が広がって面白い記事だったので本繋がりで。

色んな本を読んできたけど、僕が趣味だったり考え方を変える時は結構本がきっかけになってる事がある。

 

ちょっと振り返ってみてもいくつか思い当たる事があったので記事にしてみた。

本ってどうしても個人的な趣味になりがちだけど、自分が定期的に読んでいるブロガーの方が紹介している本だと興味が興味を持ちやすい。

本屋で見かけたけど気になっていた本があった。

どうしようかと思っていた所に「はせおやさい」さんが丁度紹介されていたので買ってみた。

hase0831.hatenablog.jp

一気読みしないように読んでいるが主人公が良い感じにくたびれたおっさんで面白い。

ウジウジしていると敵だったり周りだったりが引っ張ってくれるのでその度に考えさせらえる事を言われる。

自分の中にある「なんとなく思っている漠然とした思い」を言葉にしてくれる。

3分の2位読んだけどまだラストの想像がつかない。

最後までゆっくり読みたい。

ちょっと話が脱線した。

オールドテロリストは色々考えさせられるけど読破してないから10冊には加えられない。

それ以外で10冊選んでみた。

 

今度こそ本棚の10冊で自分を表現してみる 

廃墟の歩き方 探索篇

廃墟の歩き方 探索篇

 

 廃墟ブームの先駆けとして発売された本。

今まで日陰者の存在だった「廃墟探索」にスポットをあてた廃墟オンリー本だ。

廃墟探索の際はとても参考になった。

実際に廃墟探索に行く人はガイドブックに。廃墟まではちょっと、と言う方は読んで行った気分に。

発売が10年以上前なので今は取り壊されている廃墟も多い。

愛知県の苔むした巨大ボーリング場、三重県の石灰が舞う白亜の鉱山、長崎県の超巨大廃墟島。

普段は見る事が出来ない「建物の死後」を見る事が出来る。

廃墟を見る為にあちこち出かけたので旅行好きな事とリンクしているかもしれない。

 

ぼくらの七日間戦争 (角川つばさ文庫)

ぼくらの七日間戦争 (角川つばさ文庫)

 

 モチモチの木で絵本にハマってそこから1段上がって小説を読むきっかけになった本。

 主人公が中学生、親や教師等大人に立ち向かう、それぞれ得意分野が違う仲間達との熱い絆。

思春期の男の子のエッセンスを詰めるだけ詰め込んだ一冊。

親が学生運動経験者、女性陣が一部スケバン、彼氏彼女じゃなくて不純異性交遊と原作の出版から流石に時代を感じさせるが主人公たちの勢いは今での十二分通用する。

リンクは絵柄が変わってからの新版。

挿絵も入ってより興味を持たれやすくなっていると思う。

ちなみのここから後に紹介する本に興味が分岐していく。

厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)

厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)

 

 しばらく本から遠ざかっていた時期にまた本を読むきっかけになった一冊。

ミステリーにホラー要素を混ぜた、独特の世界間が特徴。

 基本的に人里離れた村の旧家が舞台だったりクローズドサークルのお手本の様に話が展開する。

もちろん事件も起こるけど、単純に起こるだけじゃなく地方独特の因習・因縁が関係して、奇怪な現象まで起きてくる。

事件解決後もどこか割り切れない後味が残る。

横溝正史が好きな人は必ずハマる。

私のお遍路日記―歩いて回る四国88カ所

私のお遍路日記―歩いて回る四国88カ所

 

 お遍路に興味を持つきっかけになった一冊。

あと、僕がお遍路している時はガイドブックとしてお世話になった一冊でもある。

30代の女性が仕事を変わった事をきっかけに歩いてお遍路をした旅行記。

「なぜ誰に言われた訳でもないのに私は歩いているのか?」

「辛くて泣きそうな時は誰かに優しくして欲しい、だけど優しくされるとよけいに泣きたくなる」

色々な考えが浮かんで消えてまた浮かんでいく。

一つ一つ自分なりに答えを見つけながら進んでいく過程は誰でも経験のある事だと思う。

 お遍路をしながら読むと人によって同じ寺・宿でも感じ方が違うのを身近に感じられる。

 

おおきな木

おおきな木

  • 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,村上春樹
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 11人 クリック: 84回
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初めて読んで泣いた本。

仕事でもプライベートでも行き詰っていた時に一番大切な物に気づかせてくれた。

シンプルな文章だけど自分なりに受け止めてその時々に必要な物を与えてくれる。

一度ならず二度三度読みたい。

きっとその時々で受ける印象が違う。 

 

赤毛軍団のひみつ (名探偵シャーロック・ホームズ)

赤毛軍団のひみつ (名探偵シャーロック・ホームズ)

 

 ミステリーにハマるきっかけになった本。

児童向けなので絵柄が親しみ易い、文章も読みやすい、でも内容は流石の推理小説の決定版の出来。

シャーロックやワトソン君の活躍はそのままに、絵柄をマイルドにしているので小学生でも読みやすい。

本を読まない子供の話を聞くとこの本みたいにとっつき易い、だけど興味がわき易い本を勧めたくなる。

 

スタンダードブルー (ヤングキングコミックス)

スタンダードブルー (ヤングキングコミックス)

 

 人から借りてすげー面白くて別の人に紹介したりしてたら友達が一気に増えた一冊。

少し未来、海が大好き主人公(表紙の女の子)が祖父の営む便利屋に来る所から話が始まる。

見どころは個性的な登場人物と徐々に人として成長していく主人公も捨てがたいけど敢えて「綺麗な景色」を挙げたい。

島の景色や海、空、街が精密に書かれていて読了後、絶対沖縄に行きたくなる。

一方でイルカのマス・ストラングや油田火災等環境問題にも煩くない程度に触れていて「海」に興味が持てる。

1冊完結なのでブックオフで見かけたら是非。

ちなみに表紙を剥いだ裏表紙にはキャラのイメージがぶっ壊れるショート漫画(と言うかほぼ落書き)がある。

この作者伝統のショート漫画なので本編を読み終わってから読むとより一層笑える。

 

連合赤軍「あさま山荘」事件―実戦「危機管理」 (文春文庫)

連合赤軍「あさま山荘」事件―実戦「危機管理」 (文春文庫)

 

 先の僕らの七日間戦争で学生運動に興味をもった事がきっかけで読んだ1冊。

親の紹介で「僕らの~」を読んだが、そこから学生運動や社会問題に興味が広がるとはお釈迦さまも思うまい。

単純な事件記録に留まらず、警察側の事情や佐々氏の気持ちも書かれていてとても熱い1冊になっている。

仕事で落ち込んでいる時に読むと、仕事に臨む時の心構えを教えられる様で何度も読んでいる。

映画「突入せよ!あさま山荘」の原作にもなっていて、映画の方も同様に熱い。

また、本だけじゃなくて「やる夫」シリーズも要点を掻い摘んで出ている。やっぱり熱い。

oyoguyaruo.blog72.fc2.com

 

生きさせろ!難民化する若者たち (ちくま文庫)

生きさせろ!難民化する若者たち (ちくま文庫)

 

 更に学生運動から興味が労使問題に発展して読んだ1冊。

丁度リンクの文庫版じゃなくて初版が東京で働き始めた当りに出たので僕にとって身近な問題だった。

低賃金で働く人や残業代が出ずに労働時間を給料で割ると最低賃金を軽く下回る名ばかりの管理職。

ブラック企業に勤めたばかりにうつ病を発症し自殺した人の事など「働くとは?」と社会人にとって身近過ぎる問題にせまった1冊。

特に働き始めの人に読んでもらいたい。

ブラック企業についてツイッターにとても共感できる文章があった。

ブラック企業の何が問題かって、薄給激務であること自体よりも、家族や社会が何千万という資金を投入し22年かそれ以上かけて育てた健康で優秀な若者が、ほんの数年・数百万で場合によっては再起不能になるまで使い潰すことにより社会全体に与える負の要素が一番の問題。

例えば国が二億円かけて作った工場が三千万円分の商品を製造した時点で機能停止するのが当たり前にやられてたらその国どうなるよ。ブラック企業のやってることってそういうことでしょ。単純にGDPの観点からだけ考えてもマイナスしか生んでない。

 

モチモチの木 (ビッグ・えほん)

モチモチの木 (ビッグ・えほん)

 

 最後はやっぱりモチモチの木。

この本がなければ今までの9冊には出会わなかったと思う。

そうなると今の自分とは多分全然違う僕になっていた訳で。

 

今まで読んできた本をポイントポイントに絞って考えてみるとなんとなく自分のルーツみたいなのが見えてきて面白かった。

「本棚の10冊で自分を表現」ってよく出来てるタイトルだなー思う。

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