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No think!

No think! は丸の内の箱屋、箱根ヶ崎が「人生を最高に旅せよ!」を合言葉に”旅や移動する事”を楽しむブログです。

もたない男

 

もたない男 (新潮文庫)

もたない男 (新潮文庫)

 

 友人から借りた本がちょうど今の考えや僕の向いている方向に合っていた。

スピリッツで「じみへん」を連載してる漫画家の中崎タツヤ氏の本だ。

曰くスッキリ病でなんでもスッキリ、シンプルじゃないと落ち着かないとの事。

あとがき部分で中崎タツヤ氏はとても快・不快に敏感な人だ、と「断捨離」著者の方が分析されていた。

不快な事に敏感だから日常生活の中でのノイズ=余分な物・不要な物が目に付く、そして気になるから捨てる。

シンプルになる過程もシンプルで羨ましい。

ミニマリストはカテゴリーと言うより生き方だからどんな形があっても良いと思う。

ミニマリスト=最小限主義者が一般的な説明だけど「何が」「最小限」かは人によって当然違う。

ブログをはじめて日が浅いが「ミニマリストはこう有るべき!」「いや、それは有り得ないでしょ!?」みたいなアツい議論はまだ見たことがない。

 

最近、ボサノバを聞きながら作業をしている。20代の頃はテクノやハウスミュージック、洋楽を聞いていたけどボサノバのゆるーい感じが好きだ。

JAZZのカチっとしたレトロな喫茶店の様な雰囲気も好きだがボサノバの丸いふわっとした感じがとても良い。

言うならオープンな海岸の茶店か。

 

その辺り、ボサノバとミニマリストは僕の中でゆるーく結びついている。

四角四面の考えじゃなく個人のライフスタイルに合わせてゆるーく、必要な物を必要なだけ持った生活をしていきたい。

 

本の感想から少し脱線した。

ミニマリストさんのブログを見るとバックパックだけで生活してる人や井戸を掘った人の話も見る。

中崎タツヤ氏もミニマリストランキングをするならかなりの上位ランカーになると思う。

まず車・自転車は全て処分済み。ソファも必要無し。本には「命と金と妻以外なんでも捨てる男」の見出しがある。

捨て過ぎだ。

実際に職場の写真があるが何も無い。

引越し前日の家どころの騒ぎじゃ無い。

引越し当日、「もう運ぶ物なにも無いね?」って言って「ああ、これ忘れる所だった」位の荷物しかない。

 

バックパック一つで生活するのも解る。

水道を不要に思い、井戸を掘るのもまぁ解る。

でも文庫本を10ページ位読んだら破って捨てる。最終的にはあとがきと表紙位しか残らず、それも当然捨てる。

ボールペンを使っていて、インクが減ってきたら減った分をカッターで切って捨てる。

自分の漫画の原稿を出版社で印刷が終わった物はシュレッダーにかけて焼却する。

捨て過ぎだ。

僕は本当の捨て過ぎを知った。

 

捨て過ぎる位に物を捨てる本だが、なぜ捨てるのか? なぜ捨てずにいられないのか。

中崎タツヤ氏の自己分析もゆるーく載っていて共感できる部分も多かった。

捨て過ぎだろ、とツッコミを入れつつ梅雨の時期のミニマリストに是非読んでもらいたい。

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